こんにちは。
うさぎ店長こと餡です。
春が来ましたね。
そしてあっという間に桜が散ってしまいそうです(^^;)
花見をするうさぎ(私)でブログを書こうと思っておりましたが、
気づいたら、もう・・・(^^;)
さて、先日久しぶりにテレビを飼い主の膝の上で見ておったのですが、面白い番組がやっておりました。
こちらでツイートしたやつね。
靴のお店が出てきたので、思わず
「チャンネル変えてはならぬ!!」
と、叫んでしまいましたw
で、その中で出てきた靴があまりに美しいので、ここでちょっと紹介を。
どうでしょう。
継ぎ目のない一枚革を使用し、黄色のラインという斬新すぎるデザイン。
履くのがもったいなく思えるほどです。
靴というより芸術品かと思います。
この靴を作ったのは、オーストリアの
「ルドルフ・シェア&ゾーネ(RUDOLF SCHEER & SOHNE)」
という、ハプスブルグ家ご用達のビスポークメーカーです。
靴といえば、イタリア、イギリス、フランスが有名で
私もあまりオーストリアは聞いたことがなかったのですが、完全に潜りだったようです。
公式サイトからの受け売りですが、現在の店名は、3代目のルドルフ・シェア氏が起源になっています。
彼は、1873年に世界コンテストにて金メダルを獲得。
オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝、フランツ・ヨーゼフをはじめ、
ドイツ、セルビア、ギリシアの王や皇帝の靴も手がける職人でした。
この店で修業を積んだ後継者たちも数々の賞を獲得し、
現在は弱冠30歳代の若旦那・マルクス・シェア氏が、7代目として運営しているようです。
また、初見のお客様は必ず当主が応対するというのもルールのようです。
お客を選ぶ店というと高ビーな感じですが、
こちらのブログで書いたように、靴を作るというのは、
一生の付き合いの始まりにもなるわけですから、
自分の店の客としてふさわしいか、全力で応対できるか?
というのを当主自らが見定めるのは、
責任を全うしようとする、すごく誠実なお店だとも思えます。
かつては、女性用の靴も受けていたようで、
有名な王妃エリーザベト(Wiki)のラストも所有しているとか。
うーん。書いてたら私もほしくなってきた。
うさぎの靴は作ってくれないかなあ。。。
なお、お値段もさすがのルドルフ・シェア&ゾーネ製で、
短靴で2,800ユーロ~。ブーツは3,500ユーロ~とのこと。
日本円で現状35万円程度からって感じでしょうか。
当店でも扱いのあるジョンロブやエドワードグリーンのようなイギリスの大手メーカーや、
フランス・イタリアのメーカーでもなければ中々つけられない高価格です。
ましてやオーストリアでは別格の値段です。
・・・にんじん何個分でしょうか。。。
ルドルフ・シェア&ゾーネ、靴好きとして覚えて損はないメーカーでした。
ではー。
うさぎ店長 餡より