パラブーツは、1908年にフランスの東部イゾーという町で、レミー・リシャール・ポンヴェールが開いた小さな靴工房から始まりました。レミーは、当初から山岳労働者向けの靴を製作し、その登山靴にて高い評価を獲得します。その評価により順調に業績を伸ばした同社は、ブラジルのパラ港から出荷される良質な天然ラテックスを輸入し、ラバーソールの自社生産を開始することで、さらなる展開を行うことになります。
レミーは、その自社製のラバーソールを使い、登山靴にて培ったノウハウを詰め込んだタウンシューズの制作を開始します。その制作にあたり建てられた新しいブランドが、「パラブーツ」です。
パラブーツは、以後、歩くための道具としてではなく、「価値のある歩き(Invest in your walk)」を提供することを理念に靴を制作していくことになります。その「歩き」とは、単に「歩く」ことのみならず「人生をともに歩む」ことも意味しているといいます。
登山靴がルーツならではの「ノルヴェイジャン製法」を使用していたり、「ステッチダウン製法」を組み合わせた非常に手の込んだ製法を採用していたりして、デザインのみにとどまらない足や、履き心地も意識した非常に意識の高い製品を作り続けています。
世界中に熱狂的なファンを生み出し続けてきたPARABOOT(パラブーツ)。
100年以上も前から変わらず、「人生をともに歩む」靴として、皆様と出会うその時を待ち続けています。