店長のお気に入り

【うさぎ店長日記】ヤン・キールマンという靴屋さん【店長のお気に入り】

2013/9/25

 

こんにちは。

 

うさぎ店長こと餡です。

 

 

ずいぶん涼しくなりましたね(^^)
うさぎにとっても快適な季節がやってきました☆

 

 

・・・まだ、夏の毛に代わっていないところがありますが(゜□゜lll;)

 

 

 

 

さて、本日は素敵な靴屋さんのご紹介をば。

 

 

 

今日の靴はこちらです!

 

 

 

 

 

 

 

「ほほーっ!」ってなったでしょ ( ・´ー・`)

 

 

 

うむ。私もなりましたw

 

このブログの読者ならずとも靴好きであれば、なりますよね☆

 

 

 

革が上質なのは当然のことながら、コバの整い方、縫い目のピッチ間、実に美しい靴です!

 

 

この靴を作ったのは、ワルシャワのビスポークメーカー、ヤン・キールマン(JAN KIELMAN)です。

 

 

 

 

ヤン・キールマンはワルシャワの地に120年以上根付いている老舗中の老舗で、
日本人をはじめ世界中に顧客を抱えています。
(※ちなみにワルシャワはポーランドの首都です。ドイツの東隣ですよー。)

 

 

 

ビスポークで鳴らしたお店には珍しく、鞄や革小物も置いています。

また、お値段も非常に魅力的で、色々な素材を選べるのですが、

ポーランド産カーフ使用の短靴であれば、2,500ズローティー(約10万円程度)~
ということで、他の国のビスポークに比べたらかなりお安い値段です。

 

 

 

 

 

 

また、製法も面白く、以下の図のようにいくつもの製法を選べます。

 

 

特徴的なのは右側上から2番目のcoverdと書いてある、ステッチが全く見えない出し縫いです。

 

 

 

 

現地ではKrytopasowe(読めんです!w)と呼ばれているようですが、
ハンドソーン・ウェルテッド製法で作成し、出し縫いをソール側だけでなく、
ウェルト側からも伏せて隠してしまうというすごく上品な靴です。

 

 

色々な靴を見ましたが、ラインすら見えないというのは、このブランドだけかと思います。

 

 

すごく上品ですよね!

 

 

一瞬セメント製法かと思って、手抜きと思ったそこのあなた!

 

反省してくださいね!

 

 

 

 

・・・私も反省しますので。。。 ( ;´_ゝ`)

 

 

 

 

また、雪の多い土地柄でしょうか?浸水防止のためか、あんまり見ないトリプル・ウェルトなんてのも、標準から選べます。

 

 

 

 

遊び心と上品をを兼ね合わせるヤン・キールマン(JAN KIELMAN)。

 

 

 

是非覚えておいてくださいー☆

 

 

ではー。

 

 

うさぎ店長 餡より

 

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【うさぎ店長日記】日本の靴屋さんを紹介します!祝:東京五輪開催決定~その1~【お気に入り】

2013/9/10

 

こんにちは。

 

うさぎ店長こと餡です。

 

 

いやー!

 

 

決まりましたね!!東京オリンピック!!!

 

 

クリステルさん、いい仕事をしてくれました☆

「お・も・て・な・し!」

私もおもてなす所存です☆

ロンドンオリンピックの際は、深夜のテレビ中継で
寝不足になった私も、東京なら快適に見れそうです!!

 

 

 

む。

 

 

仕事ですか?

 

 

それはそれ!しっかりやりますとも!

 

 

 

・・・多分(^^;)

 

 

 

さて、東京に決まったところなので、
今日はメイドインジャパンの靴ブランド(メーカー)を紹介しましょう。

 

 

当店のブログですので、本格紳士靴を作っている5社を紹介します!

 

 

「そんなのもう知ってるよ!」という方もいらっしゃるかと思いますが、オリンピック記念でお許しください☆

 

 

では、行きます!

 

 

1、リーガルコーポレーション

 

 

いわずと知れたリーガルです!靴好きの間で知らない人はいないでしょう。

 

しっかりした作りに、買い求めやすい価格。抜群のコストパフォーマンスで、

初心者から上級者まで楽しめる間口の広い本格靴を作っています。

 

日本では、リーガルに始まりリーガルに終わる、って位、広く受け入れらているブランドですね!

 

 

2、大塚製靴(オーツカ)

 

 

日本皇室御用達の高級靴ブランド(メーカー)です!

 

「日本人にとって本当に良い靴とは何か」を考え、明治5年に創業。

今では140年の歴史を持つ国内屈指の靴ブランドになりました。

 

新店舗を六本木ヒルズにオープンするなど時代に合った新しい試みを続けつつも、

ビスポークも請け負い続ける伝統と革新が同居したブランドとなっています。

 

これからも長く日本人のあこがれであり続けてほしい、そんなブランドですね!

 

 

3、スコッチグレイン(ヒロカワ製靴)

 

 

 

1964年(スコッチグレインブランドは1978年)に、東京は墨田区に誕生しました。

靴をすべてグッドイヤー製法で作るなど、職人のこだわりが感じられるブランド(メーカー)です。

 

工房(工場)の見学会を実施するなど地域とのつながりも深く、

メイドイントーキョーのイメージにぴったりなのではないでしょうか。

 

 こんな靴↓をHPに乗せるユーモアセンスも、私は好きですねw

 

 

4、三陽山長

 

 

 

総合ファッション商社三陽商会の運営する、靴ブランドです。

「和」を表現するという理念のもと、オリジナルテイストの靴を作っています。

 

靴のネーミングも面白く、「長次郎」「源四郎」「友ノ介」・・・と特徴のある、

おじいさんの名前みたいなネームで、本格的な靴の出来と相まっていい感じのユーモアになっています。

 

和にこだわりを感じる、唯一無二のブランドです!

 

 

 

5、Miyagi Kogyo/ミヤギコウギョウ(宮城興業)

 

 

 

オーダー中心のお店なので、ちょっと迷ったのですが、当店の ツイッターアカウント

フォローしていただいているし、載せちゃいますw

 

 

1941年に東北は仙台に設立された靴ブランドです。

日本全国の靴のショップと提携して窓口を設け、広くその注文を受けるスタイルで支持を受けています。

 

その品質には定評があり、雑誌などでもたびたび取り上げられ、確固たる地位を築いているブランドです!

 

なお、HPにはお客様からの声を反映する掲示板があるのですが、

「喜びの声」だけではなく、「怒りの声」も掲載しているところが、正直で大好きです。

 

 

 

・・・と、ここまで5社を紹介してきましたが、

本当はまだまだご紹介したいメーカーがあって、例えば、

 

ヒロヤナギマチ (HIRO YANAGIMACHI)、

ギルドオブクラフツ (GUILD of crafts)、

スピーゴラ (SPIGOLA)、

大きいところで、マドラス(madras)

 

…などなど、日本にも腕のいい職人さん、素晴らしい靴ブランドが一杯あります。

 

ページの関係でここまでにしますが、次回きっと取り上げさせていただきます!!

 

 

これから、 東京が熱くなりますね!!

私も楽しみです!!!

 

 

 

 

ではー。

 

 

 

うさぎ店長 餡より

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【うさぎ店長日記】FOSTER & SON 世界の最高峰には日本人がいるよ【その他】

2013/8/30

 

こんにちは。

 

うさぎ店長こと餡です。

 

 

今日は、また暑いですね・・・。

 

暑くなるの、来週からではなかったのか。。。

 

 

 

 

 

 

夏休みを終わらせてなるものかという、少年たちの熱い気持ちが
そのまま気温にのってきたかのような感じですね(^^;)

 

 

 

ま、私は、うさぎですので学校とか行ったことないですがね ( ´_ゝ`)

 

 

 

 

さて、今日は久々にお店から離れたブログを書かせていただきましょうか!

 

 

最近いいペースで更新できております☆

 

 

今日お勧めするのはこちらです。

 

 

 

Foster&son_Derby

 

 

 

見てください!この美しいフォルム!

 

 

 

写真越しでもわかる革質の良さ!!全体的なバランスの良さ!!!

 

 

 

私、興奮して鼻血を出しかけましたw

 

 

 

・・・まあ、うさぎなんで出ませんが ( ´_ゝ`)

 

 

 

さて、この靴をつくったのは、ロンドンにあるFOSTER & SON(フォスター&サン)という
ビスポークを専門にしているお店です。

 

 

 

 

 

少し年齢高めの靴好きの方にはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
一般に日本国内では知名度があまり高くありません。

 

 

と、いうのも日本国内に正規代理店や正規輸入代理店がないからです。

 

 

ただ、その品質の良さ、トゥをはじめとしたフォルムの美しさは、
ジョン・ロブすらも凌駕すると言われ、先日ご紹介した
ルドルフシェア&ゾーネ
と並ぶ、靴の最高峰に位置づけられています。

 

 

そのため、この靴を作るためだけに世界中からロンドンへお客がやってきます。
「ここでしか買えない」というデメリットすら、メリットに変えてしまう、
そんな靴好きのあこがれと言えるお店なのです!

 

 

 

 

FOSTER & SON(フォスター&サン)は、
1840年にイギリスのジャーミンストリートで創業された
歴史のあるお店で、現在、英国最古のシューメーカーであるヘンリーマックスウェルも傘下にしています。

 

 

 

 

FOSTER & SON(フォスター&サン)の特徴は、ビスポーク&クラシックスタイルというところで、
このお店に行けば、世界最高峰の、自分だけの、本格英国靴を手に入れることが出来ます。

 

 

顧客には世界中の著名人を連ね、チャールズ・チャップリンやマイケル・ジャクソンなど
日本になじみの深いスターたちもその仲間です。

 

Foster&son_user

 

 

 

また、靴の肝であるラストをこのお店で製作するのは、今や生きた伝説として語り継がれている
テリー・ムーア氏で来年で御年80歳になります。

 

 

 

テリー氏は1965年から現役で活躍しており、英国のクラシックを最もよく知っている人物
として日本の雑誌などでもよく取り上げられています。

 

 

半世紀も職人でいつづけるってすごいですよね!ほんと。

 

 

また、日本人として嬉しいのは、そんなフォスター&サンで
日本人の女性が働いているということではないでしょうか。

 

松田さん

 

こちらより拝借。問題あれば削除します。

 

 

彼女の名前は松田笑子さんといい、ロンドンにある靴専門学校、コードウェイナーズ・カレッジ
(現ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション)在学中から、ムーア氏へ師事。

 

 

元々女性の靴のデザイナーになりたかったものの、勉強のために作成しているうちに
紳士靴をはじめとするハンドメイドの面白さにとりつかれ、
そのまま職人になってしまったという、靴好きの鏡のような女性です。

 

 

現在では木型作りを始め、制作の進行監督、日本人客の応対、底付け作業、
ラストメイキングも手伝ったりと、ほぼすべての工程をこなすスーパーウーマンなのです!!

 

 

 

遠い異国の地、しかも世界中に名をとどろかす名門店で、日本人が働いているって
ほんと励みになりますよね!私も行ってみたいものです。

 

 

 

・・・

 

 

 

私、英国までなんて長距離、飛行機に乗れるんだろうか。

 

 

 

やっぱり貨物扱いかなあ・・・(´;ω;`)

 

 

 

ビスポークシューズなので当店では扱いがありませんが、
靴好きとして、一度は行ってみたい、手に入れてみたい靴なのでした。

 

 

 

FOSTER & SON(フォスター&サン)

 

 

本格靴を学んだ次のステップとして、是非覚えておいてくださいね!

 

 

貨物扱いされてでも、いつかは行きますので・・・(^^;)

 

 

ではー。

 

 

うさぎ店長 餡より

 

 

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【うさぎ店長日記】肉食になった店長、うまいこと言ったつもり。Embassyという靴屋さん【その他】

2013/6/19

 

こんにちは。

 

 

うさぎ店長こと餡です。

 

 

先日、こちらのブログにて目が大変、と書きましたところ、
一杯コメントを頂いてしまいました。

 

 

ご心配をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。

 

 

 

セキュリティや画面表示の都合上、コメントを反映させおりませんが、
全てのコメントに飼い主とともに目を通させていただいており、
いただいたメールアドレス宛にご返信させていただいております。

 

 

 

中には、メールアドレスがエラーとなって返ってきてしまったものも
ございましたので、こちらより改めてお礼申し上げます。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

私、元気が出ました!! =○`∀)ノ゙

 

 

 

 

 

さて、病気の原因はやはり「鼻涙管の閉塞」的な奴で、
私、病院に着くなり麻酔をかけられ、管でたまった膿を吸ってもらうという
壮大なしゅじゅつを行ってまいりました(;´Д⊂)

 

 

 

 

体にメスこそ入らなかったものの、もう私、野生のうさぎではなくなってしまいました。

 

 

 

 

 

つまり、あれです。

 

 

フランケンシュタインのような、呪われた改造うさぎとなってしまったのです。。。

 

 

 

 

 

 

血を欲するうさぎ、狩兎です

 

 

 

 

どうですか。これ。この写真。

 

 

 

 

私、改造されたことで肉食となってしまったのです(●`エ´)

 

 

 

 

 

 

ドラキュラも真っ青(当たり前)の吸血っぷりです!(●`エ´)

 

 

 

 

 

 

 

もう、弱い、狩られる側の動物ではありません。

 

 

 

狩る側のうさぎ、つまり、狩兎(かりゅうさ)です!!

 

 

 

 

 

む。

 

 

 

 

「兎狩」ではなく、「狩兎」ですよ!そこ! ( ゚Д゚)

 

 

 

 

・・・

 

 

 

・・・

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

飼い主から前置きが長すぎると怒られました。
ご安心ください。↑はトマトです。

 

 

 

・・・

 

 

 

で、主題は、といいますと、
本日は靴のおすすめについてです。

 

 

 

 

 

実は、こちらのブログで国内ではあまり知られていないブランドを
取り上げましたところ、「もっとそういうのやって!」とお話をいただきました。

 

 

 

 

 

なので、今回もそのようなブランドを紹介します。

 

 

 

 

 

今回の靴はこちらです!

 

 

 

 

 

 

 

 

え?女性もの?と思われましたか?

 

 

ええ。そうなんです。

 

 

 

 

実は現在、国内外問わず情報が少なすぎて、
掲載してもよい男性用の靴の写真が手に入らなかったのです(ノ∀`)

 

 

 

 

でも、それでも紹介したくなるブランドなのです。
版権の関係から載せられませんでしたが、是非、ご自身の目で見られてください。

こちらにちょっと記載あります。)

 

 

 

 

 

そのブランド名は「Embassy(エンバシー)」と言います。

 

 

 

 

 

 

ちょうど公式HP(http://www.shoeembassy.com/)を
現在作成中のようで、2013年6月頃の公開予定のようです。

 

 

 

 

 

 

どうですか。このタイムリー感(現在2013年6月19日です)( ・´ー・`)

 

 

 

 

 

ほぼ女性ものですが、Facebookページ(https://www.facebook.com/ShoeEmbassy)

もありますので、公開まではそちらをご覧ください。

 

 

 

 

お店はこんな感じです。

 

 

 

embassyのお店

 

 

 

 

このブランド、ベルギー王室御用達の由緒ある老舗ブランドです。

 

 

 

 

創業は1895年と古く、100年以上もの間、手作りの靴にこだわっています。
日本では、バブル最盛期の1980年代に、一瞬大手デパートでも取り扱いを行っていたようですが、
バブル崩壊とともに取扱いがなくなってしまい、元々、1モデルの生産量が非常に少ないこともあって、
現在では新品を国内で見かけることはまずありません。

 

 

 

 

 

最近、経営者が変わったのか、少し方向性を変え、女性もの、手ごろな値段、カジュアル、など
今までと異なった展開を積極的に行っており、少しづつ露出が増えていきそうな気配です。

 

 

 

 

 

とはいっても、ハンドソーンウェルテッドの、
本格的な高級靴もラインナップとして残っています。

 

 

 

 

 

当サイトを見てくださっている方々の好みと、進もうとしている方向性は少しずれているかもしれませんが、

覚えておいて損はないブランドかと思います。

 

 

 

 

 

そして、私、うさぎ店長としては、女性へのちょっと変わった

プレゼントなんかにいいブランドかと思っております。

お値段も安い物なら日本円で1万円代です。

 

 

 

 

 

 

「また靴買ったの!?ヽ(* `ω゚)ノ(激おこプンプン丸!!)」

 

と、奥様に言われてしまったお父様方、是非、女性ものも一緒に
買ってプレゼントしてあげてください。

 

 

 

女性用の本格靴って、中々無いと思うんですが、ここはいい感じです。

 

 

 

 

機嫌が直るどころか、奥様も靴を好きになってくれるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

それで、靴を買うたびに夫婦喧嘩しなくてすみますw

 

 

 

 

つまり、「血を見なくてすむように」なります。( ・´ー・`)( ・´ー・`)

 

 

 

と。

 

 

 

 

うまく(?)前フリとつながったところで、本日のブログを終わります。

 

 

 

 

 

なお、ベルギーには「呪われた狩人」という、ベルギー生まれの
作曲家セザール・フランクが作った交響詩があります。

 

 

 

 

これまた有名な曲だったりします。

 

 

 

 

 

ね。前フリとつながったのです( ・´ー・`)( ・´ー・`)( ・´ー・`)

 

 

 

 

 

自己満足です( ・´ー・`)( ・´ー・`)( ・´ー・`)( ・´ー・`)

うざいくらい、元気になりましたw

 

 

 

ではー。

 

 

 

 

うさぎ店長 餡より

 

 

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【うさぎ店長日記】ルドルフ・シェア&ゾーネという靴屋さん【店長のお気に入り】

2013/3/30

 

こんにちは。

 

うさぎ店長こと餡です。

 

 

春が来ましたね。

そしてあっという間に桜が散ってしまいそうです(^^;)

 

 

 

 

花見をするうさぎ(私)でブログを書こうと思っておりましたが、
気づいたら、もう・・・(^^;)

 

 

さて、先日久しぶりにテレビを飼い主の膝の上で見ておったのですが、面白い番組がやっておりました。

こちらでツイートしたやつね。

 

 

靴のお店が出てきたので、思わず
「チャンネル変えてはならぬ!!」
と、叫んでしまいましたw

 

 

で、その中で出てきた靴があまりに美しいので、ここでちょっと紹介を。

 

 

 

 

 

どうでしょう。
継ぎ目のない一枚革を使用し、黄色のラインという斬新すぎるデザイン。

 

 

 

履くのがもったいなく思えるほどです。
靴というより芸術品かと思います。

 

 

 

この靴を作ったのは、オーストリアの
ルドルフ・シェア&ゾーネ(RUDOLF SCHEER & SOHNE)」

という、ハプスブルグ家ご用達のビスポークメーカーです。

 

 

 

 

靴といえば、イタリア、イギリス、フランスが有名で
私もあまりオーストリアは聞いたことがなかったのですが、完全に潜りだったようです。

 

 

公式サイトからの受け売りですが、現在の店名は、3代目のルドルフ・シェア氏が起源になっています。
彼は、1873年に世界コンテストにて金メダルを獲得。
オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝、フランツ・ヨーゼフをはじめ、
ドイツ、セルビア、ギリシアの王や皇帝の靴も手がける職人でした。

 

 

 

この店で修業を積んだ後継者たちも数々の賞を獲得し、
現在は弱冠30歳代の若旦那・マルクス・シェア氏が、7代目として運営しているようです。

 

 

 

また、初見のお客様は必ず当主が応対するというのもルールのようです。

 

 

 

お客を選ぶ店というと高ビーな感じですが、
こちらのブログで書いたように、靴を作るというのは、
一生の付き合いの始まりにもなるわけですから、
自分の店の客としてふさわしいか、全力で応対できるか?
というのを当主自らが見定めるのは、
責任を全うしようとする、すごく誠実なお店だとも思えます。

 

 

 

かつては、女性用の靴も受けていたようで、
有名な王妃エリーザベト(Wiki)のラストも所有しているとか。

 

 

うーん。書いてたら私もほしくなってきた。

 

 

うさぎの靴は作ってくれないかなあ。。。

 

 

なお、お値段もさすがのルドルフ・シェア&ゾーネ製で、
短靴で2,800ユーロ~。ブーツは3,500ユーロ~とのこと。

 

 

日本円で現状35万円程度からって感じでしょうか。

 

 

当店でも扱いのあるジョンロブやエドワードグリーンのようなイギリスの大手メーカーや、
フランス・イタリアのメーカーでもなければ中々つけられない高価格です。

 

 

ましてやオーストリアでは別格の値段です。

 

 

 

・・・にんじん何個分でしょうか。。。

 

 

 

ルドルフ・シェア&ゾーネ、靴好きとして覚えて損はないメーカーでした。

 

 

ではー。

 

 

 

うさぎ店長 餡より

 

 

 

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【うさぎ店長日記】IPPOという本をもらったよ【店長のお気に入り】

2013/1/8

 

こんにちは。

 

うさぎ店長こと餡です。

 
 

今日もなかなか寒いですね。
冬って感じになってきました。

 
 

雪山へ行くと私、見つけられなくなるともっぱらの評判です。

 
 

 
 

さて、前回のブログでお話ししたクリスマスプレゼントのお話をします。

 
 
 

昨年のクリスマスに私、この本をもらいました。

 
 

 
 
 
 

IPPOというある靴職人のお話です。
(↑アフィリエイト貼ってるけど、ステマじゃないよ!)

 
 

「一足30万から」

 
 

このキャッチコピーに思わずねだってしまいました。

 
 
 

最初は、靴職人の話とかめずらしーと思って見ていたのですが、これがなかなか面白い!

 

 

その面白さに一気に読んでしまいました。

 
 
 

どう面白いかというと、まず、専門用語のオンパレード!!

 
 

嫌でも靴に詳しくなれます!!勉強になっちゃいます!
(注釈が入っているんですが、半年以上店長をやっている私は、
 もちろん見なくてもわかったのです ( ・´ー・`))

 
 
 

また、私は普段、靴を完成後に、売る側の視点で商品として見ているわけですが、
この本では作り手側の視点で描かれています。

 
 

靴ってこうやって作るんだーというところから始まって、
読み終える頃には、
「ビスポークって、一種の芸術品なんだよなー ( ・´ー・`)」って
評論家を気取れそうな一冊です。

 
 
 

個人的には、自分の靴に関する考え方を考えさせられる一冊になりました。

 
 
 

また、絵が、スッキリしているけど味のあるいい線で描かれていて、
実に雰囲気にマッチしています。

 
 

読んでるうちに自然にその世界に引き込まれ、
私も一緒に靴を作っている(作ってもらっている)感覚になりました。

 
 

(※他のサイトから拝借しました。版権に問題あれば削除します。)

 
 
 
 

主人公の一条歩さんや、登場人物のひたむきな姿勢に
自分も頑張らねば!と、うさぎながらに思ったものです。

 
 
 

なお、一番好きなシーンは、リペア職人になったかつてのお客さんである
澤邑さんが、自分の靴を若い歩さん(主人公)が作ったことについて、
自分なりの解釈を述べるシーン!!

 
 
 

これは非常に感銘をうけました!
美しいというか、熱すぎる!
素敵な考え方すぎる!

 
 
 

また、真相がわからないというところがさらにいい。
(読んでない人には、何が何だかわからない内容ですいません。)

 
 
 
 

一生物を売る、買うということは、
物(靴を)を挟んで、人(売り手、作り手)と人(買い手)と
が人生の一部を共に過ごすということ。

 
 
 

これから一生の付き合いを始めるという事。

 
 
 
 

私もそんな意識でお仕事をしたいと思います。

 
 
 

今年もしっかり頑張ります!サンタさんありがとう☆

 
 

ではでは!

 
 
 

うさぎ店長 餡より
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